ひとこと日記
10月1日(水)
さて、そろそろ仕事探さんとなあ。といっても来月の頭もきっと同じこと言ってるだろう。
10月2日(木)
ありがとうごぜーます。お上のお情けで今月も食べていけますです。
10月3日(金)
いまさらサクラ大戦2というレトロゲーをしとるのですが、以前、会社の後輩に散々勧められたわけが今ごろわかった。「こんなギャルゲーしたくないよ」と毛嫌いしてた私の負けです。素直に好意をうけるべきでした。ごめんね。
10月4日(土)
最近おもしろいアニメもないのでケーブルテレビの刑事コロンボを見てる。始まったらご飯の支度を始める。出来上がった頃コロンボ登場。
犯人が誰かなんてどうでもいいのだ。コロンボがしゃべくってるだけで。むろん、小池さんの声じゃないとヤだが。
10月5日(日)
とにかく家にある無駄なものを捨てようと、押し入れにうず高く積まれた「なかよし」を取り出す。『どれみ』摘出手術を敢行し、残りは廃棄するのだ。
…気がつくと本の谷間に埋もれて「なかよし」読みふけってた。お約束!?
10月6日(月)
サクラ大戦2というレトロゲーをしとるのですが、8面の鬼王が強いのなんの。追い詰めたところで画面真っ黒になって「READ ERROR PUSH START BUTTON」とか出て時間を戻される。無敵か。
サターン買い換えろってことか。いまさら!?
10月7日(火)
…おれ、自分にウソついてた。なんでレニ選んだんだろ。
ごめんな、紅蘭。
10月8日(水)
おなかでてきた。
全然動かんもんなあ。
10月9日(木)
久しぶりに本読んでる。阿川弘之「軍艦長門の生涯」。
淡々と書かれてる。面白い。難を言えば… 調べた事を全部書いてしまおうとする姿勢かな。
100を調べて1行の真理を書くのがかっこいいと思うのだが、そういう本ではないし、そもそもそれではプロにはなれんわな。
10月10日(金)
…なんで衆議院が解散する時「万歳三唱」せにゃならんの?
10月11日(土)
私には開幕前からわかっていたよ。
今年もスズカで決まるってことがね。
10月12日(日)
フジテレビさん。細かいことはいいません。
生中継してください。できないのなら放映権放棄してください。
…いや、違うな。イロモノ放送局に期待したオレが悪い。東京でグチるよりスズカで吠えろってことだ。
とりあえず今年は2ちゃんねるの実況スレで観戦(?)。
10月14日(火)
BSで小津安二郎の『晩春』(49')を見た。
旧き良き日本人の原風景を淡々とカメラがとらえる。こんなケレン味のない作品を撮ることが許された時代がうらやましい。いや本当は当時でさえ古くさかったのだろう。彼のファインダーに映るのは過去をうらやむ日本人が生んだ、その実どの時代にも実在しなかった日本人の理想像。それを頑として撮り続けた意志の強さこそが小津作品の真価ではないだろうか。
とはいえ間のとりかたなんかは常に正しいとは思えないし、故意にしくんだ棒読みなど、違和感のほうが先に立つ。それに当然の事だがどうにも古くさい。伝説の監督だからといって無批判に肯定するのは無関心と同じことだ。そういう、一人の人間が作った欠点も含んだ秀作という意味で好感をもてた。
ところで鎌倉が舞台なんだが、若き日の幸治郎や留子は映ってなかったのかな? 初代姫さまは!?
10月15日(水)
ケーブルで『銀英伝』のアニメを見ておりますが。はっきりいって原作をなぞっただけの薄っぺらいアニメだと思ってたが、今日の83話『祭りの後』は、とてもよかった。フレデリカ(榊原良子)とムライ(青野武)の迫真の演技は私の心をうった。
それだけ言いたくて。
10月16日(木)
中学時代の旧友Oから電話。話すのはひょっとして成人式以来!?
日曜に待ち合わせる。ドキドキなようなこわいよな。
10月17日(金)
ほんっと運動不足でご飯もおいしくないありさまなので、とにかく晴れた日には理由をつけて外に出る。
いい天気だ。でも近所の公園に茂る木々はまだ青い。これが赤く染まったら、鎌倉に行こう。
10月18日(と)
日本シリーズ始まる。いい試合だ。というか、強いなダイエー。いい試合だ。こういう時は負けてもすがすがしい。
10月19日(日)
今日以降の日記はしばらくアップしないでおこう。
今日から、次の日曜日までに小説を一本書こうと決意した。その毎日の作業をなるだけ克明にここに残しておきたい。いったい自分がどうやって小説をかいているのか、自分自身知っておきたいから。但し失敗したら恥ずかしいので、だからアップを控える。
今日は目的の小説を書くために、他人の技を盗む(ってあからさまだなおい)。
参考にしたのはアニメ『コメットさん☆』39話「サンタビトになりたい」とたかなししずえのマンガ『ないしょのたんぽぽ予報』これを各シーン毎に分解しシーンごとの登場人物とストーリーの進展などを分析する。よくできた作品を分析する事は苦痛である。魔法が魔法でなくなってしまうのだから。本当に、苦痛である。でもそれをしないといけないほど自分は追い詰められている。どんな手をつかってでも今回はいいものを書く気でいる。今までで一番いいものを。
PCにwindvdをインストール、数カ月ぶりに『コメットさん☆』を試聴。間違えていきなり最終回の予告編が流れる。うわ〜、やめろ〜心の準備がぐはあ。
あわてて39話に入れ換える。前半見終えた次点で分析を放棄。
こんなもん分析できるかよ、冷静に見れるかよ!?
やむなくしいちゃまにすべての私の原罪をなすりつける。
この『ないしょのたんぽぽ予報』以前にも分析した事あるんだよな。シナリオに起こし直して。
だってあまりにも完璧だから。ひめさまの小説をかくのに完成度はむしろジャマなのかもだが、とにかく藁をもつかんでも一本かきたいので。
10月24日(金)
今日も我が家には六甲おろしが響きわたる。
日本シリーズをみていてはっきりわかったのは、我が阪神よりダイエーのほうが実力は上だってこと。
勝てるのはただ甲子園のファンの声援のおかげ。それでもなんとか敵地で一勝さえできれば!
10月25日(土)
すごいや阪神、すごいよすごいよ。なのに町を歩けば熱気とは無縁の人々。
どうせ「西日本シリーズ」ですよ〜だ。
10月26日(日)
大阪の旧友から電話がかかってきた。久々の長電話。むこうはおおいに盛り上がってるらしい。いいなあ。
「ところで、今日の先発は?」「伊良部やて」「伊良部!?」
私のいやな予感はあたってしまった。個々の選手はともかく、星野さんも地元ファンも、リーグ優勝で満足してるようにみえてならない。それを今日では敗北主義者と呼ぶのだ。
10月27日(月)
夢は散華した。「夢をありがとう」と澄んだ気持ちでさわやかに語ることは、今の自分にはできない。
なにしろあの負け方。昨日も今日もカントクには「勝とう」という意志が感じられなかった。
いてもたってもいられず実家に電話した。弟にたしなめられた。
「文句いわんと、シーズン最初から応援しいや」
了解。
10月28日(火)
ふとしたきっかけで少女マンガ家・立川恵の公式サイトに行く。
Satellite-M
これ、公式どころかご本人のサイトだ! しかも立川さん、いい人だぁ〜! 50%増しで好きになってしまった。
そのサイトに”「立川恵が描いたものをそのままHPや印刷物(同人誌など)に掲載されること」は困る”
と書いてあった。立川さんが困ることなら、同じ「なかよし」マンガ家のしいちゃまも困るのだろう。
うちのしいちゃまファンサイトに飾ってある単行本の画像の全削除を決意する。
10月29日(水)
昨日の続き。著作権について思うこと。
立川さんのHPで紹介されてる著作権に関するサイトにも行ってみた。どういう時、どういうことをしてはいけないのか、実に詳しくかいてある。
でも私が知りたいのはそんな事じゃない。
なぜ、いけないのか。誰にどう迷惑がかかるのか。それが知りたいのだ。
今は身を引く。無闇にごねて、しいちゃまに迷惑がかかってはいけない。それだけをただ恐れる。
だが納得はできない。「法律でダメだから」とかいうのではなく、ちゃんと納得のいく説明がききたい。誰にもそれができないなら、現状の改善を求めるしかない。本人の描いたものはおろか、それを真似たイラストを載せることさえ公には認められない、こんな現状がまっとうだと、思います?
10月30日(木)
朝、最後の職安通い。これで収入源は完全になくなった。
午後、珍しい顔が会いに来た。「金貸して」というので貸してあげた。
お返しに「仕事探せよ」と説教をいただいた。
10月31日(金)
テレビで映画「スターリングラード」を見た。
ハリウ〜ッ、映画の都ハリウ〜ッ。