ひとこと日記
4月1日(土)
さあいよいよ「ひめくりびんちょう」発動の時だ! 威勢よくバッと開く。えっ? なんで初日がびんタンじゃないの。クヌギたんなの?
「4月1日 クヌギたんの誕生日」
ははぁ〜っ! そうでありましたか、失礼しました!!
4月2日(日)
F1を見逃した。あっさりと。頭の中はびんタンでいっぱいで。残りの隙間はチャングムで埋まってるから余力なし。
『チャングム』は自分が今まで見たドラマの中で最高のものだが、『びんちょうタン』とどっちがいいと言われたら、ほんとに迷う。迷ったあげくびんタンをとる。そんくらい『びんちょうタン』はいい。というか日本のアニメはいい。
私が心底惚れたアニメは10本以上ある。単に好きなアニメというのではないよ。例えていうなら「生涯ひとり」と誓った女性がそれだけいる、そんくらいの重み。私が浮気者だということではなく、それほど日本には素晴らしいアニメがあるといいたい。
日本はアニメ大国。誰でも知ってる。けど本当に凄いよ。量だけでなく質も。間違いなく事実なのになお信じがたいこと。やっぱり一生アニメはやめられない。こんな素晴らしいものをみすみす見逃すくらいなら、いくつになっても、恥ずかしくても、それでも常にアンテナ立てとかないと。
4月3日(月)
…でも他のことにもアンテナ立てるべきだな。昨日の豪州GP、すさまじかったようだ。バトンかわいそう。見れなかった私もかわいそう。
夕方、録画したきりの(もったいなくて)『びんちょうタン』8話を見る。2006年ベストオブアニメはこの8話で決まりだな。
4月4日(火)
大本営海軍部発表
我が連合艦隊は敵艦隊停泊中の日本橋界隈に断固突入、俄然猛攻を加え多大なる戦果をもたらした。
戦果は次の通り
戦艦、二!
泊地に憩う兵士たちののどかな笑顔が微笑ましい。
空母、一!
情報将校を無傷にて保護した模様。
巡洋艦、一!
我が軍の写真班は新米のようである。許せ。
駆逐艦、六!
以前捕獲した艦の同型艦も混ざっているようである。
護衛艦、多数!
あにめいと湾奥深くまで侵攻した甲斐があったというものだ。
補給缶、一!
『火垂るの墓』といいびんタンといい、サクマ缶は人の心を切なくさせるエニシングがござるなり。
さらに弩級戦艦DVD1艦に照準をロックオンしたり。無論初回限定版なり。
大勝利なり。万歳、万歳、万々歳!
「あろえ」級潜水艦を捕捉できなかったのは悔やまれるが、おおむね目的は達成された。
但し、我が旗艦の主計室に直撃弾命中。
被害甚大なり
目下炎上中なり
…というわけで
お仕事、探してきます
4月5日(水)
同好の志を悪く言うつもりはないんだけど、正直に言います。
『びんちょうタン』にハマってからいろんなファンサイトとかを回覧してるんだけど、最近はブログがメインなんだね(そんなことも知らんかったわし)。で、そこに感想書くのはいいんだけど…
「キターッ」「テラカワイス」といった2ちゃんねる用語が氾濫し、どっちを向いても同じような文章ばかり。言葉のボキャブラリも少ないし、それにあらすじ9割感想1割。
最後にアニメにハマったのが4、5年前なんだけど、その当時と比べてネット上のアニメファンの文章の質がガタ落ちしてる。
そんな数年で日本人の学力が落ちるはずもない。そういう人たちの多くは週に10本、20本ものアニメを見てそれの感想を全部書いてるから、一つひとつのアニメにそんなにかかわっていられない。だから文章もおざなりになってるのだと思う。でも、よいこととは思えない。
アニメの表面だけ見て表面だけなぞったような文章を書くことに意味があるとは思えない。あらすじなら公式サイトに行けばあるのだ。生ぬるい文章ばかり書いていると本当にまともな文章が書けなくなり、日本人の文章力の衰えは現実のものとなるだろう。
まあ、んなことはたいしたことじゃない。本当に言いたいのは「あんたらそんな生ぬるい萌え方してていいのか」と。
萌えアニメ沢山みて萌えた気になってる人々、あんたたちは本当に萌えているのか。
好きになったキャラは徹底的に好きになる。
萌えとは本来そういうものじゃないのか。
萌えもえ言ってる連中は、本当は萌え足らんのじゃないか?
と、萌えの先輩であるおじさんが言ってみる。
4月6日(木)
『びんちょうタン』に出会ってほぼ一カ月。久しぶりに本気で好きなアニメに出会ったおかげでいろんな事を覚えた。覚えたといっても「藍ぽん」「にゃっほー」「舞太」「17歳」等々、ひょっとして覚える必要なかったのではと思える単語ばかりな気もするが。「ツンデレ」ぐらいは知って損はない… の… だろう… か……
まあいいでしょう。心の脳味噌大いにリフレッシュです。
4月7日(金)
買ってきた戦利品の数々。『びんちょう音頭』はもちろん期待通りだったが、サントラの方は期待以上だった。ジャケットはどうみてもお子さま向け、装丁もレーベルもそっけなくライナーノーツらしきものもないが中身は無限の価値を秘めている。クラシック鑑賞にもぎりぎり耐えられるようチューンナップされた我がオーディオ機器が水を得たあろえの如く嬉々として名曲の数々を奏でる。というか正直なところもうワンランク上のシステムが欲しくなる。とりあえず一生もののコレクションが一枚増えた。これで3000円は安すぎる。このCDの販売枚数を想像すると、アルバム作成に関わった人たちの労力が痛ましくさえ思える。
4月8日(土)
今日はエロゲーについて語りたいので、そーゆーの嫌な人はどーぞお引き取りを。
私ゃ年に1本ほど思い出したようにエロゲ買ってる檄ぬるエロゲーマー。日記を中断してた去年、1本の素敵エロゲーに出会った。『魔界天使ジブリール』という2年前くらいに出たソフトで、何がおもしろいってホニャララ天使ラヴリエル(通称「ラヴ公」)というキャラがもうたまらんです。ひとことで言うと漫才要員。私が絶賛するくらいだからシナリオも文句なしだけど、とにかく声優さんの演技が素晴らしい。
野神奈々という人なんだけど、声優に詳しい弟に尋ねても「そんな人知らん」と言う。どうやら声優世界におけるエロと一般向けの間には深い断絶があるらしい。別に本人が脱ぐわけじゃあるまいし、そんなんええやん、と私などは思うのだが。もったいないなあ、あんなにうまいのに。私はぜひ、フツーのアニメで野神さんの熱演がききたい。
ちなみに「ラヴ公エンド」しかやっとらん。そもそも攻略する必要あるのかラヴ公。
4月9日(日)
ああ、びんタンともあと一週でお別れ。好きなアニメができるのは幸せだが別れは余計につらい。代替物が欲しい。
『チャングム』では駄目なんだ。いざ『びんちょうタン』に出会って思い知った。アニメじゃないとダメなんだ。求めているものは萌えなのか。それは私にもわからない。出会ってみないとわからない。いいアニメないかな〜。
4月10日(月)
気乗りのしない重い腰をあげ、就職活動に本腰をいれる。びんちょうグッズに手を出し始めたため金がいる。びんタンに「あんたも働きなさい」と言われてるようなものだ。リアルびんちょう発動だ。
4月11日(火)
NHK教育の『味楽る!ミミカ』面白い。「料理は食べるひとのため」すげ〜。『チャングム』と同じことを10分でやっとる! またしても素敵アニメ発見じゃ。ちなみに『おじゃる』は好きだが『忍たま』の方は一度も面白いと思ったことない。
ああそれとアニメの『チャングム』も無論見ない。
4月12日(水)
アイドル声優というのにあまり好印象を持ってなかった。あれほどの難関をくぐり抜けてはい上がってきた人たちだから演技力と向上心は認める。声優としてのスキルは昔よりずっと上がってる。でも、衣装ばかり派手で下手な振り付けですぐに息があがるような素人コンサートとか、お世辞にもうまいとはいえないCDとか、どっから声出してるんだと言いたくなるロリ声のラジオドラマとか、とにかく好きになれなかった。需要があるから供給してるんだろうけど、でも軽薄で頭の弱そうな人たち、というイメージを持っていたのは事実だ。
『びんちょうタン』にハマって、声優たちの情報が知りたくてネットで調べたら、彼女たちの飾らない本音をいろいろ読むことができた。全然普通の子じゃん。というかマジメで、仕事熱心で、忙しくても気配りを忘れずに、人として尊敬できる人たちばっかりだ。自分が恥ずかしくなる。
こういうボランティアのような人たちのおかげで今の日本の文化はなりたってるんだなあと思った。政府も日本のヲタ文化をプッシュするというなら、声優とか作画とか現場の底辺(いくら人気があろうとも労働者としては搾取されてる立場でしかない)に目をむけてほしい。こんな危うい構造のアニメ業界は、いつゲーム業界のように斜陽化するかわからない。
4月13日(木)
高松塚古墳解体するより文化庁解体したほうがいいんじゃない?
…といろんなとこで言われてるだろうな。
4月14日(金)
びんちょうサイトを追い求めていくと韓国にたどりついた。ネットショップとかで普通にびんフィギュアとか売ってるし、ブログに行くとハングルで「萌え〜」とか書いてある(日付は関東圏での放映直後!)。向こうは米の炊き方も同じだろうし植生もそんなに変わらんだろうから違和感なく見れるだろうね特に1話なんかセリフもないし。無論全ての人ではないにせよ向こうのマニアの意識は限りなくこちらの人間に近い。
日本のアニメのフィギュアを中国が生産し韓国人が愛でる。かつて大日本帝国が大義名分として掲げた「大東亜共栄圏」は、なんのことはない今まさに平和的手段でなし遂げられつつあるのでは? 我が家なんか親子で『チャングム』漬けなのでなおさら。
4月15日(土)
流行りの「成分解析」というものをすなり。
本名とネット上の名前でやってみた。
○○の90%は赤い何かで出来ています。
○○の6%は媚びで出来ています。
○○の4%は成功の鍵で出来ています。
雪山雪男の61%は罠で出来ています。
雪山雪男の28%はハッタリで出来ています。
雪山雪男の9%は不思議で出来ています。
雪山雪男の2%は覚悟で出来ています。
赤い何かって、なによ。媚びって私の一番嫌いな事じゃないか。それに「罠」と「はったり」って… 最低!?
それと今日も『びんちょう』ネタ。
びんちょのサントラを聴いた時、こりゃ絶対バラエティで使われると思った。レベルの高いアニメBGMって、必ずといっていいほど使い回しされる。そう思ってたら今日サッソク! しかも局違うし!
この分だと近々スーパーとかでも流されるだろう。本当にスキなアニメの場合、嬉しい < 嬉しくない なんだけど。
4月17日(月)
パソコンの音をよくしたい。現状はM/B内蔵サウンド
-> 電池アンプ -> ALTEC CF204 という流れ。
しかしネットラジオなど聴いても音にダイナミックさが全く足りない。原因が内蔵サウンドなのはわかってる。でもサウンドカードなどで済ませたくない。USB化したい。それもセルフパワー、できれば電池駆動で。私が最終的に望むのはPCをメインのオーディオ機器とすることだ。PCにはそれだけのポテンシャルがあると思う。PCは音が悪い、というのはさっさと昔話の仲間入りをしてもらいたい。できれば私がそれを実証したい。ギブミーマネー(働け)。
4月18日(火)
サラ金の金利のグレーゾーン撤廃に向けて政府が動きだす…
と言われてもつい最近まで「なんのこと?」だったけど、最近、パチンコやサラ金の金の流れについて分かってきた。素直に歓迎。いずれにしても不当な高金利はよくない。
4月20日(木)
長年の念願かなって『愛国戦隊大日本』を見ることができた。まあ… 普通におもしろいね。あと『DAICON』フィルムも見れた。こっちは予想外の面白さというかモロMyツボ。「4」より「3」の方が私好み… っていまさら言うまでもないか。
4月21日(金)
外付けUSBオーディオの改造を実行。といってもコンデンサ交換のみ。例によって激変! である。
それはいいのだが、なんでこんなにハンダづけ下手なのかとつくづく。
あと、ハンダまみれになった銅線とか保管してるんだけど、これはいつどこにどうやって捨てればいいのでしょう。丸々溶かして重しがわりに使うのが無難かな。
4月22日(土)
調子にのってサブオーディオの電池アンプも小改造。つっても内部の配線を短くして電池ホルダを強固にしただけだが、例によって激変! 方向が間違っていなければ大抵、丁寧な仕事は報われる。
本当はメインのアンプ(メインがTU−870というのも情けないが)もいじり直したいのだが、もう中を見るのが怖くて… 自分でいじっておきながら回路図さえ思い出せないくらいで。よく動いているものだ。
4月23日(日)
本井えみ(というか自分的には野神奈々)って、ほんといいね。
4月24日(月)
サンマリノGP、シューマッハとアロンソの一騎討ちは見事だった。若手ナンバーワンとベテランの第一人者、二人の好対照でそれでいて完璧な周回を重ねるさまは激しい舞踏にも似た美しさがあった。相変わらずシューマッハは完璧だった。同時に完璧な走りにも、何通りもあると知った。彼の走りは完璧でありながらなお老獪であった。シューマッハに「老獪」という言葉を使う時が来るとは。
4月28日(金)
このところオーディオいじりが再燃している。ところが昨日はいい音で鳴ってたのが今日はさっぱりだ。カーペットはがして掃除してCDP替えて極性も替えてコンセントも分けてといろいろやってるのに戻らない。
深夜、ようやく原因解明。聴く位置がずれていた(近づいたら直った)。
4月29日(土)
明日です。行ってきます。聖地に。みなべに。いまからドキドキ。
『コメットさん☆』にハマった時には関東に住んでたから何度も鎌倉巡礼できたし、今は関西在住なのでみなべ巡礼できる。そういう意味で恵まれてる。さすがに『チュチュ』にはまった時には金冠町まで行けなかったが。
ちなみに… 『びんちょう』12話、もったいなくて未だ見てません。
4月30日(日)
行ってきました。
もっと人で溢れてるのかと思いましたが、着いた時は私(と友人)だけでした。ブームは去ったのか?
その後、ちらほらお客が来てたのでちょっとホッとしました。
例ののぼりもありました。なにやらサインまで書き込まれてます。ファン垂涎もの。
すわ、発売前のDVD発見! と思ったら自主製作アニメの方でした。みなべは宝の山か!?
・本日の成果
100円のはずのガシャポンが200円。でもよくみたらみなべ限定バージョンでした(備長炭製ビーズ付き)。
そして本日最大の成果は、これ。
日本橋でグッズは買えても、炭は買えませんから。
そのあと「うめ振興館」にも寄りました。私は食べなかったけど、試食品を食べた友人いわく、
「梅干しをおいしいと思ったのははじめてだ!」
そんなことは店を出る前言ってくれ〜。
景色もきれいなところで藤の花が美しく咲いていました。みなべよいとこ一度はおいで。