ひとこと日記
 

2月1日(金)
 「高速電脳」が事実上倒産らしい。頻繁に通ったわけではないが、特異な品揃えにポリシーが感じられる、アキバを愛する人間にとって忘れるわけにはいかないそんな店だった。「ぷらっとホーム」がオンライン化し、「ザ・コン」が消え、そしてまた… 私の愛したあの街が少しずつ消えていく。

2月2日(土)
 先週買ってきてサウンドカードに差した「LM6172」というオペアンプ、非常に私好みなので今日もうひとつ買ってきてもひとつ差した。これで上から下までLM6172の音、これが実に素晴らしい。エージングなんてしなくても素性のよさがわかる。ボーカルは生々しくドラムは攻撃的だ。こうして私の望む音にまた一歩だけ近づいていく。

2月5日(火)
 DIY店でケーブル売ってたので衝動的に購入、スピーカーケーブルの交換を試みる。
 結果、あまりの音の悪さに即攻で元に戻す。普通は新品になるだけで音がよくなると思うのだが、よくよく考えたら思いつきで買った屋内配線用ケーブルが、まがりなりにもオーディオ店で買った専用ケーブルに負けたらヤバいわな。少しはメーカーを信用しなきゃ。
 元に戻した際、先端を剥き直したので多少音はよくなった、と思う。思うようにしよう。

2月6日(水)
 耳くそほじくってたら耳毛ごと出てきた。あまりに芸術的なので画像UPしていい?

2月7日(木)
 黒人演歌歌手がデビューするらしいね。40過ぎてからこのジャンルにも興味がでてきたので頑張ってほしい。
 演歌って歌う側はともかく作り手の世代交代がナッシングなので、ここいらでドーンと活力入れてほしいやね。

2月10日(日)
 数日間、音楽用に新造したメインマシンを止めて旧マシン(MobileAthlon2100+ / DDR512MB / RADEON9600)を使っていた。サウンドカードから出るノイズに困りはて、旧環境で比較してみたのだ。
 モバアスはいい。ノイズは皆無とは言わないが無視できるレベルだ。サウンドカードPRODIGY 7.1XTの設計は優秀で、コンデンサ交換の必要がないくらいPCノイズをシャットアウトしてくれている。そのPRODIGY 7.1XTでさえ、今のPentiumDC環境では悲鳴を上げ続けている。
 Core2Duo系CPUの優れた省電力性は頻繁で急激な電圧の変化で支えられている。それが輻射ノイズの増大となりオーディオPCを作るうえで仇となってるのだろう。マザボだけ替えて検証したいがそんな余力はない。といって旧マシンでは音楽専用マシンとしても性能不足だ。
 友人に供与していたAthlon64マシンを返却してもらうことに決めた。代わりにこのメインマシンを友人に使ってもらう。エンコードを多用する友人にはこっちのがいいだろうし。惚れ込んだPentiumDCを里子に出すのはつらいが、可愛い子には旅をさせろ。

2月11日(月)
 ボンネット 春を感じる 鳥のフン

2月12日(火)
 私は電池で動くアンプが大好きだ。真空管アンプも大好きだ。
 夕べ、ネットを見てたら、電池で動く真空管アンプが売ってた。
 気がつくとクリックしてた。

2月13日(水)
 去年、通販で買ったワルター・クリーンのモーツァルトピアノソナタ集、音が悪いのにがっかりであまり聴いてなかった。
 その時一緒に買ったピアノ小品集(変奏曲とか入ってる)を今日聴いてみたら「ええ〜っ!?」
 これだよ、これこそクリーン! それにしても知らん曲多いな。小ジーグ・ト長調とか流れてくるとホッとする。あと、パパゲーノのアリアに似た晩年の小品(k616)もしみじみとしていいなあ。

 夜、NHK−FMでやってた「アレクサンドル・タロー」さんのクープランも絶品だった。ピアノの響きも個性的な名前も一度聴いたら忘れられそうにない。自国の文化を誇りをもって演奏する姿って、いいものだよね。

2月15日(金)
 通販で購入したアンプのキット、ネットで出荷状況の確認ができるというので、どんなもんか見てみた。
 東京発送が夕べの20時、大阪到着が5時。トラックの人、ご苦労さまです。というかもううちの町内まで来てるぞ! わくわく。

2月21月(木)
 日記が滞っていた間、もっぱら新しいアンプで聴きまくってた。いいです電池管。いいです直熱管。出力わずか0.1Wだけど、カップリングコン換えただけだけど、きっと素性がいいんだろう。
 何を聴いてるかというと、もっぱらネットで「初音ミク」(笑)。この学研アンプとアルテックCF204とミクの相性がばっちりなのか、狂ったように聴いている。「みっくみっく」「イエヴァン・ポルッカ」といった定番から普通のJ−POPから、もう手あたり次第。
 ミクをもし持ってたら自分で打ってみたいと思うようなレア曲も、ことごとく誰かが作ってくれている。「コンピューターおばあちゃん」「なぜか埼玉」「農耕士コンバイン」そして普段聴けない数々の軍歌。「軍艦マーチ」「月月火水木金金」あたりは当然として「J2機の歌(J2機完成の歌)」を見つけた時はさすがに驚いた。果ては「アヴェ・ヴェルム」やマタイのアリアといったクラシックまで。素晴らしい、ミクに歌えぬ曲はない! 歌唱力がなくてもなぜかミクなら許せるし。
 半年前まで影も形もなかったものにネットが覆い尽くされている。電脳の時の流れは早い。役所も見習え!(わしもな)

追記:
 いつだったかニュースで、「ミク」を導入した学校の授業風景が映ってたんだが。先生が生徒に「息継ぎ(ブレス)が入ってない」と指摘してたの見て吹きそうになった。ボーカロイドが人間の弱点を猿まねする必要がどこに? オールドタイプに新技術を教えることはできないと実感。地平線の向こうが見えるのは若い心を持ったやつだけさ。

2月22日(金)
 「下は優秀だが上はアホ」というのが旧軍から続く自衛隊の体質だと思っていたが、認識が間違っていたらしい。今回の「あたご」の不祥事を見る限りでは。おざなり指揮官の言いなりで働く間に隊員一人ひとりの感覚もマヒしてしまっているようだ。硬直的で融通のきかない対応ぶりは「浮かべる城」ならず「浮かべる役所」といいたくなる。
 それにしても長官(大臣なんていわせない)とか幕僚長はともかく、肝心の艦長のコメントなり謝罪なりが一向に伝わってこないのはなぜか。隠蔽体質もほどほどに。一番謝りたいのは彼だろうに。
 対して被害者側の漁師たちの団結ぶりは素晴らしいと思う。彼らこそ海の男だ。自衛隊は保身のことなど考えず誠実に対応してほしい。人の命の問題なのだ。

2月23日(土)
 アンサーアンサーで友人が遂にSSリーグに昇格した。
 なんか自分のことのようにうれしい。全国ランカーとの戦いが間近に見れる!
 私ですか? 相変わらずSリーグ真ん中あたりをうろうろ。

2月24日(日)
 昨日に続きアンサーアンサーをやり込んだ。珍しく7、8クレもやっただろうか。
 というのも今だけ「幕末」というスペシャルジャンルが選べるのだが、これが私の性にあっていたらしく面白いように勝てる。新たな対戦形式「チキンレース」も私好みで、おかげでみるみる成績があがり今やSS昇格戦目前。ここまで来たのは初めてだ。
 友人はあえなくSリーグに叩き落とされてしまったが、共に頂点を目指そう。

2月25日(月)
 朝、時間があったので「幕末」ができるうちにと無謀にも一人ゲーセンへ。
 スペシャルジャンルに時間帯制限があったのを忘れてて「幕末」選べず。おまけに初のSS昇格戦は対CPU3連戦(泣)。
 誰ひとり喜んでくれる人もなく一人静かに昇格…
 10時が過ぎ「幕末」が選べるようになったので、勇んでSS幕末対戦を挑む。
 緒戦は1分2敗(しかも、そのうち1敗はCPU)。ジャンルなんて関係なくSSはツエー! もちろん最下位。
 2戦目は3人のプロアンサーに包囲された(ちなみに私は七段です)。これこそ待ち望んでいた光景だ、オレより強いヤツに会いに逝く! 結果は1勝1分1敗で5点差の3位。
 いいんです。叩かれて強くなります、きっと。
 それにしても「朝からアンアン」か… ちょっとエロいな。

2月28日(木)
 まず、押せ。
 そして考えろ。


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